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2006年 04月 24日
ああ、また放置してしまった・・・ 最近新しいCDをあまり買わなくなってしまったんですよね。 新宿で仕事してるときは帰りに南口Flagsのタワーに寄ってしこたま試聴しまくってたまに買う・・・というのがウィークデーの楽しみだったんですが、梅田とか三ノ宮って大型CDショップが駅からちょっと離れたとこにあるので。 音楽自体にちょっと疎遠になってたというのが近況です。 しかし、久々に行きましたよ。 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団 第1回 名曲コンサート 炸裂!ロシア音楽!! 西本智実 ロシア音楽傑作選 第1回ですよ(笑) 大体オケというのは『定期演奏会』と『名曲シリーズ』を1年回すというのが基本的な活動なので、なかなか記念すべきコンサートに立ち会えたわけです。 しかも指揮者が西村智実。西宮くんだりまで振りに来るとは正直ビックリな大物です。 2002年にボリショイの首席指揮者→ロシア交響楽団芸術監督・首席指揮者→サンクトペテルブルグ国立アカデミックオペラ・バレエ劇場首席客演指揮者・・・と怒涛のロシア制圧ぶり。 ショスタコービッチ: 祝典序曲 作品96 プロコフィエフ: 組曲《キージェ中尉》 作品60 ショスタコービッチ: 交響曲第5番 (ニ短調) 作品47 確かに「炸裂」なプロ(笑) でもこの2人はソ連時代に弾圧されつつ頑張った人で、ロシア音楽ってイメージじゃないんですが・・・。まぁいいけど。 芸術文化センターの大ホールは初めて、思ったより小ぶりながら非常に良いホールでした。壁面は全部木で、客席には大きな段差。3階の真ん中最前列でした。最高。 キージェ中尉もタコ5も木管ソロの聴かせどころが多いのですが、フルートがとても良かった。 タコ5でフルートがイマイチだと締まらないもんね。 アシスタント奏者が多かったせいか、出だしが揃わない部分もありましたが全体的に生き生きとしててよかったです。爆発力も意外にあったし。 西本さんは初めてでしたが奇をてらわず、感情に流されず、ソリッドな感じ(でもオケはあまりソリッドではなかった)。3楽章はもっと沈痛なイメージがあったんですが、抑え目の弦が凄く美しかった。 アンコールはマスカーニのカバレリア・ルスティカーナ間奏曲・・・だったんですが、西本さんの棒を無視していきなりハッピーバースデーのメロディーが(笑) どうやらお誕生日だったようで・・・客席の手拍子に乗ってファンク風→ディキシー風とアレンジを変えながら、最後はクラシカルに。凝ってるぞ! しかし指揮者が拍を取ってるのに、乗らずに違う曲演奏できるなんてプロは凄いね~。 いい雰囲気の中カバレリア。 丁度タイガースがいかんともしがたいムードで連敗中だったのですが、この曲聴きながら何とはなし、「全部受け入れるしかないよね~」という気分になりました。CDとかBGMで聴くとあまりの美メロに「あざといな~」とすら思ってしまうんですが・・・やっぱり生演奏というのは何かが決定的に違いますね。 最近ご無沙汰でしたが、やはり人と生まれたからには年に1回くらいは生オケ聴きに行かないと勿体無い、と初心に帰った1日でした。 タイガースはやっぱり負けたけど。 2005年 12月 05日
お久しぶりです、塩です。 あまりに更新を怠っていたら、「アカウント消してもいいかね」というメールがエキサイトさんから送られてきました。 すみません、消さないでください。 タイガースとかいう人たちが優勝するからいけないんです。 で、何かエントリーしようと思ったんですが、折りしもクリスマスシーズンですのでそれ系の記事を書こうかなと思います。 ・・・明日以降に。 2005年 06月 01日
誰も知らないであろうバンドを紹介するのは楽しいもんだ。 COHEED AND CAMBRIA NYの4人バンドである。 CDショップでは多分”プログレ”とか”エモ”とかの棚に置いてある(ないところも多い)はず。 日本で手に入るCDは2枚。 1st、the second stage turbine blade 2nd、IN KEEPING SECRETS OF SILENT EARTH: 3 1stに”second”、2ndに”3”というのはどういうわけだ、とお思いかもしれませんが、実はこのアルバムは続き物で、メンバーが書いてる小説のサントラになってるらしいのです。(1はインディーズらしい。) もうここまで読んで 「うわ、オタクっぽい!」 と思った人は大正解である。スッゲーオタクっぽいです。 例えて言うなら、ものスゴク格好いいフィギュアを見つけてしまった!って感じ。 だいたい「カンブリア」っていうところからして…。 アノマロカリスかよ! 確かに私はオタク属性で、ガンダムもジョジョもFSSも大好きだけど決して秋葉原に行きたいとは思わないしメイドも要らないし紙袋でウロウロしたいとも思わない。「フィギュア」とか人前では言えない。 …でもたまには家でこっそり格好よがりたい。 そんな感じの音楽なのです。 プログレらしい、ドラマチックでラジカルなメロディ。 ぎょっとするようなハイトーンボーカルにちょっと重めのサウンド。疾走感。難しげな歌詞。 こっぱずかしいほどのコンセプトワーク。 ただ、田舎くさくはないのです。なぜならNYだから(笑)! オシャレなハウスコンピだって絶対必要ですが、1人のときなら、こんな高校生男子みたいなヒロイズム願望を丸出しにするのもいいじゃないですか。 っていうか、好きなの! 2005年 05月 29日
BECKの、つまりベック・ハンセンの顔をはじめて見たのは多分学生の頃。 TVKの深夜音楽番組MutomaJAPANで"DEVILS HAIRCUT(from album ODELAY)"のビデオを流してたのを、偶然見かけた。 ジャケットにボサボサ頭のBECKが、旧型のラジカセ片手に街を放浪するのだ。 何もかも格好よすぎて大ショックだった。 こういうのは、言葉でぐちゃぐちゃ説明しても仕方ない。 とにかく格好よかったのだ! あれから10年。 格好よくてマニアでオタクでアホでクールでキュートでスマートでクレイジーなBECKが帰って来た。 前みたいに奇をてらう必要も感じなくなったらしいオッサンBECKは、ダラッと石など蹴りながら、10年分のお土産を全部ミキサーでドロドロにして、嬉しそうに売ってます。 あなたも、是非1枚。 GUERO BECK (INTERSCOPE / universal) 2005年 05月 11日
兵庫県立芸術文化センター という総合ホールが今年10月にオープンするらしい。 関西に引っ越してきたからには早速会員になるしかないではないか。 という訳で塩はもうIDを取得しました。 オーケストラというのは、例えばNYフィルやBPOのように世界を巡業しながら録音もこなしまくる超一流軍団もあれば、地域密着型のこじんまりした楽隊もあり、本当にさまざまで、メチャクチャ沢山存在します。 以前から日本では、海外のビッグネームのチケットは飛ぶように売れるけれど、国産オケはN響ですら席が余ってしょうがないという現象が当然のようになってて、塩はこれがあまり良いことだとは思ってません。だから東京に住んでる頃、『東京にホームを構えるプロオケ(当時は9つあった)を全部聴いて、贔屓楽団を作る!』という企画を立てました。(もちろん部員1人) しかしながら大学の助手業は気が触れるほど忙しく、結局行けたのは NHK交響楽団 新日本フィルハーモニー交響楽団 読売日本交響楽団 東京フィルハーモニー交響楽団 東京都交響楽団 の5つだけ。 N響と読響は好きで何回か聴きに行きました。 そんな塩ですので、関西に住んでるうちに出来るだけ沢山地元オケを聞きたいと思ってます。 基本の大フィル、聖響さんの(そこかよ)センチュリー、そしてシンフォニカー。 とりあえずスケジュールを検索すると、センチュリーの定演がある。 しかも聖響さんが振る。 5月12日、チケットも余ってる! よっしゃ行くか! と思ってチケットぴあのPコードまでメモしてたのですが、今日我に返りました。 井川日(予定)だった・・・。 うわ~BLOG読んだらものすごく聴きたくなるんですけど!! で、はじめに戻って兵庫県立芸術文化センターです。 オープニングシリーズを見てみると、微妙に塩の好みと会わないプロ(グラム)が・・・。 コレは行きたい! と思ったのが11月19日のバイエルン放送交響楽団(指揮:マリス・ヤンソンス ソリスト:五嶋みどり)。 っていきなり海外オケじゃん・・・! しかし、五嶋みどりは大好きだし、プロコのVnコンチェルト1番も大好きだし、タコ5なんかもう大好きだし・・・。 チケット高いな~と思いつつ、新しい音楽ホールの音響に賭けて一番安い席で行こうかなぁなどと考えてます。 【追記】 コレを書いた後、JR西宮と阪急西宮北口の間で道に迷っていたときに偶然建設途中の同センターを発見した。 一見して公共施設とわかる厳しい外観。 しかも私は司法施設とか県政に関わる・・・、要するに一般人はなかなか御用がないタイプの施設かと思いました。娯楽施設には見えねーぞ(笑) 出来上がったモノを正面からみたらまた印象が違うのかもしれないけど、(どうもガラスを多用したエントランスになるらしい)時代に逆行しててなかなか骨太な印象でした。 2005年 03月 21日
部屋の奥からRADIOHEADのポスターが出てきた。何を買ったときの特典だったか忘れたけどたぶんKID Aだと思う。 KID Aとamnesiacは大学時代、ラボに行くのが嫌で嫌で仕方ない朝によく聴いた。 KID Aを作った残りの曲でamnesiacが出来ているらしい。 双子というかピノコと彼女の本体みたいなもの? そして朝から(大抵寒い朝。嫌なことのほとんどは「寒い」と言い換えることが出来る)ある一方と、その捨てられた残りを比べながら、仕方ないなという気になって渋々大学に行った。 KID A RADIOHEAD (Parlophone / EMI) AMNESIAC RADIOHEAD (Parlophone / EMI) 2005年 03月 16日
ブルーノートでグラミー賞、今や日本においても知らぬもの無きシンガーNorah Jones。 ・・・という予備知識しか持たずにいきなりアルバムを聴いた。 (妹の部屋から拝借) ジャズなのかと思いきや、それらしい曲はあるものの一番ジャジーなのはむしろちょっとスモーキーな声。歌い方もポップスジャンルと変わらない。曲もアッサリとしてオシャレな感じ。 洗練された素朴、つまり無造作ヘア系。 無印良品的、と言ってもいいと思う。 そりゃヒットするはずである。 音楽に迸るアートを求めている人にとっては肩透かしなのだけれど、音楽を生活のツールにしている人にはグッドアルバムだろう。 実際、ラウドで聴いていると実にいいBGMになる。 耳に障る曲をスキップする必要も無いし、彼女の歌声はとてもフレンドリーで幸せな気分になる。 一曲目のDon't Know Whyはキャッチーで正統派の美曲。 積極的に気に入らないのはピアノくらいだ。 と、あまり熱の入ってないレビューではありますが、5~10年経ってから「懐かしいなぁ」といってもう一度耳にすることがあるでしょう。 逆行しているようで、実に今っぽい音楽。 COME AWAY WITH ME Nora Jones (BLUE NOTE) 2005年 03月 15日
一度も聴いたことはない。 しかし曲は知っている。 つまり、私は楽譜だけを持っているのだ。 ジャスピアニスト、ビル・エヴァンスが自ら作った、譜面にして片面の短いソロ曲。 単音のメロディーと不協の混ざった和音だけなので、初見で追うのはそんなに難しくない。 しかし、クラシックの譜のようにテンポや表現方法を細かく指定していないので実際どんな風に演奏すればいいのかは分からない。 というのは多分間違いで、これはジャズなのだから、自分で決めなくてはいけないのだ。 私の音楽恩師(指揮者)曰く、この世で一番難しいのがジャズピアノらしい。 もちろん彼女の私見だけれど。 ピアノという楽器は伴奏を必要としない。 1台で全てを表現できるということは、裏返せば、弾くからには責任を持って世界の全てを創造し切らなくてはいけないのだ。 Epilogueの譜面には何のガイドも無い。 だから私は、自分が一番ふさわしいと感じる弾き方を何度も試すのだ。 正解を隠したままで。 2005年 03月 08日
実は一度、ニアミスしたことがある。 真っ赤なスポーツブルゾンに、もしゃもしゃの白髪。 そんな尋常ならざる御仁が私の真後ろに立っていたのだ。 小田急線成城学園前駅がまだ地上に小作りなプラットフォームを延ばしていた頃のこと。 2人が待っていた急行列車がすぐにやってきて、それはあっという間に終わってしまった。 私が始めて買ったクラシックのCDは彼が指揮するラヴェルで、有名なバレエ曲「ボレロ」の他に、組曲「クープランの墓」と「スペイン狂詩曲」「亡き女王のためのパヴァーヌ」「ラ・ヴァルス」が入っている。 今まで買ったどのCDよりも安かった。 このラインナップのなかでは比較的マイナーな「クープランの墓」に夢中になった。 織りあうように現れる木管楽器の聴き分けに没頭して、自由で美しいメロディーに憧れるあまりそれを口笛で吹けるようになってしまった。相当練習したけれど。 もう一つ、忘れられない演奏がある。 ドヴォルザークの9番、かの有名な「新世界より」。第2楽章。 楽団を失念してしまったのだが、なんとなく国内だった気がする。 ラジオで聴いたので、演奏する楽団員も、指揮棒を振るう小澤氏の姿もない。 だから、広い広い麦か何かの畑が、夕日で金色に輝いているイメージだけを鮮明に覚えている。 イングリッシュホルンのぼわ~っとした音で、何故あんなキラキラ光るような光景を思い浮かべたのか。 家路になんか着きたくないほど魅力的な2楽章だった。 2005年 03月 07日
何をおいても、まずはタイトルに100点を。 パワフルでシュールでシックなグランドジャズ歌謡・・・の合間にぽわんと置かれたこの曲が、なんとアルバムタイトルなのである。 眠る直前、記憶と想像がモザイク状に意識を支配するあの数分間のような静かな曲だ。 他人事のようなヴォーカルに更にエフェクトがかかって、本当に頭蓋骨に反響する自分の声を聴いているような気分になる。 夜の曲なのに淡い色彩を感じさせるのは、それが回想だからだろう。 満ち汐のロマンス EGO-RAPPIN' (Polydor UNIVERSAL) |
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